AOC | Nuits Saint Georges 1er Cru | |
品種 | ピノ・ノワール100% |
|
コメント | ニュイ・サン・ジョルジュ最上級の畑の一つ、レ・ポレ・サン・ジョルジュ。 ここに0.58haの畑を所有し野生酵母を用い全房発酵を50%。後にアリエ産オークを使用し新樽比率33%にて15か月熟成しています。 男性的な力強さ。それでいながら品格も存在する素晴らしさ。絶品です。 |
|
タイプ | 赤 | |
容量 | 750ml | |
備考 | ※エチケット等に少々の傷がございます。 ご了承の上お買い求めくださいませ。 | |
インポーター | アズマコーポレーション |
プリモー・プリセ地区に本拠を構える歴史あるドメーヌです。1600年代から葡萄栽培を始めていて、1900年代からドメーヌ業をスタートしています。このドメーヌにはラファエル氏、ベアトリス氏の2人の兄妹がいます。2人は共にボーヌの醸造学校を卒業し、兄ラファエル氏はその後マーケティングに学校通い、卒業後すぐにドメーヌに戻り2006年からは9代目当主となり畑仕事を中心に働いています。妹ベアトリス氏は醸造に関して更なる飛躍を求め、醸造学校卒業後、すぐにオーストラリア、ニュージーランド、チリ、南アフリカなどのワイナリーに渡り4年間醸造学を学びました。
「ニュイ・サン・ジョルジュの素晴らしいテロワールとはスパイス感にある」とラファエル氏とベアトリス氏は口を合わせて言います。ワインの表現をより鮮明にするために、主に畑を担当している当主ラファエル氏は畑のオーガニック化を決断。現在オーガニック・コンバージョン中で2023年頃にオーガニック認証を受託予定。
醸造に関しての注目点としては、2015年より畑のテロワールを引き出すことを踏まえてドメーヌ開業当初は使用してた培養酵母の使用を止め、現在では造られれる赤ワインに関しては全て自然酵母を使用しています。更にプルミエ・クリュ以上のワインに関しては飲み口のストラクチャーを追求する為に、年によって違いますが50~100%の全房発酵を行っています(ヴィラージュクラスはスパイス感+エレガンスさを追求するために基本行いません)。
昨今では兄弟二人三脚で行うドメーヌ業が実を結び、彼らの持つ最高峰のワインの一つ、
「ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・ポレ・サンジョルジュ」が2019年にイギリスのワイン雑誌「Decanter デカンター」にてプラチナ賞を受賞しました。ただ、彼ら二人は「賞を取ることよりも、私たちのワインを飲んで笑顔になってくれる人の顔を見ることの方が断然嬉しい」と仰っています。
造られるワインは国内消費が60%、海外輸出が40%の割合。主な輸出先はアメリカ、ベルギー、スイス、デンマーク、そして日本。畑の所有面積はニュイ・サン・ジョルジュのプルミエクリュやヴィラージュクラスを中心に21ha所有しています。