フレデリック・フェリ
Frederic Fery
1941年からワイン造りを行っていましたが、その当時は収穫した葡萄の桶売りが中心で、自社詰めワインは全体の3割程度でした。その後1988年から本格的にドメーヌ業をスタート。2代目当主ジャン・フェリ氏の「フィネス(品格)を感じるワイン造りを追求したい」という考えから2008年以降オーガニック栽培に着手。更に3年ほどかけて畑全体に広げ、2011年からは殆どの自社畑をオーガニック栽培で実現。2018年から国内販売中心の市場から海外への販売を開始。現在は3代目当主フレデリック・フェリ氏指揮のもと、海外での訪問経験が豊富で、新日家のエクスポート・マネージャーミカエル氏とエノログのロランス・ダネル氏が中心となり、急速にその販路を広げています。2018年以前はフランス国内での消費が90%以上で輸出はほんのわずかでした。しかしこの数年の間にアメリカ、ベルギー、カナダ、ドイツ、タイ、韓国、そして日本と7か国に渡り販路を広めています。それもひとえにミカエル氏の販売力に加えて、ロランス氏のエノログとしての手腕が世界に認められた証と言えます。その人気の高さ故にどうしても供給量に限界が出てくる昨今ですが、それでもワインについての更なる追求も忘れていません。「フィネスを大事にするワイン造り。それを行う上で最も大事なのは収穫した葡萄の選果台での選別にある」とロランス氏。選別された良質な葡萄は100%除梗され、自然酵母を用いて発酵。村名格以上のワインについての赤白共に熟成にはミディアムローストしたアリエ産のオークを使用します。ただ、最近では試験的にアンフォラで熟成しているキュヴェもあるとのこと(うまく造れたら販売する予定とのことです)。また昨年コート・シャロネーゼ地区の畑を新たに購入。ロランス氏は「シャロネーゼのワインに可能性を感じるので、楽しみにしてください」という事です。
フレデリック・フェリ。エシュブロンヌ村が本拠で、畑はモレ・サン・ドニ、ヴォーヌ・ロマネ等に22のAOCを所有しています。総面積は14ha。
- 生産者名
- レデリック フェリ
Frederic Fery
- 商品名
- モレ サン ドニ
Morey Saint Denis
- ヴィンテージ
- 2019
- 原産国
- フランス
- 地方・地区
- ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ
- 品質分類・原産地呼称
- A.O.C.モレ・サン・ドニ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- コメント
- 0.6ha所有。畑は南東向きのなだらかな斜面。土壌は粘土石灰質土壌。葡萄の平均樹齢は30年。1haあたり40hlの低収量。アリエ産のオーク樽で16ヶ月熟成(新樽比率40%)。年間生産量約2000本。 凝縮感のある果実味、果実由来の甘み、エレガンスな酸の融合で、まさにオガーニック栽培のモレ・サン・ドニらしさを堪能できるワインです。
- 種類
- スティルワイン
- 色
- 赤
- 味わい
- 辛口
- 備考
- ※ヴィンテージワインのためエチケットに汚れ等ある場合がございます。ご了承の上お買い求めくださいませ
- インポーター
- アズマ・コーポレーション